2017年 04月 06日
「一曲入魂」いやまさに「一音入魂」というべき加川良さんのライブだった。 「フーフーー ホオホオーー」 リハーサルでは時々考え込みながら何回も何回も音を入念にチェック。 音響のTさんも加川さんの要求に応えようと必死だ。 本番。あの深々と冷え込んできた「さんさ」のステージに彼はなんとTシャツ一枚で登場した。 熱唱が始まる。何回ものリハのおかげでサウンドは最高だ。 加川さんのボルテージもだんだん上がってくるのがわかる。 名曲「教訓」ではその言葉の存在感に圧倒された。 そして次第に「さんさ」独特の聴衆との一体感が生まれてくるが このシンガーを乗せてしまう聴衆もまた素晴らしい。 ステージが終わった後、彼は最高の笑顔を見せてくれた。 まるで「生き方」まで教えてくれたような加川良さんの「命懸け」のライブだった。 2009年3月22日 第11回「さんさ酒屋のコンサート」 加川良さんのご冥福をお祈り申し上げます。
by akatensan
| 2017-04-06 00:00
| フォークソング
|
Comments(6)
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Yちゃん
at 2017-04-06 09:09
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紅ちゃん、毎度です。
また一人・・・ フォークの魂 黄泉に発つ 時代の流れとは言え、69歳は若すぎます。 「命懸け」のライブ、聴きたかったなぁ~。。。
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akatensan at 2017-04-06 13:00
ゆうちゃん、
「さんさ」で見た、聴いたシンガーはみな凄かったです! まず精神が半端ではありません。 まさに「音楽に命を懸けてる」といってもいい人たちばかりでした。 そんなフォークシンガーとの出会いを与えてくれた 「さんさ酒屋のコンサート」に感謝したいです。
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tagu
at 2017-04-06 16:01
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ichiichik at 2017-04-06 17:26
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江雄
at 2017-04-06 18:47
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紅ちゃんのコメントを読み、感動に浸っています。
さんさ酒屋のコンサートは、フォークシンガーたちを熱く燃えたぎらせるのでしょう。 フォークジャンボリー以来、加川良さんは命がけでフォークを作り続けて行かれたのでしょう。 「死ぬのはまだ早いぞ もっと生き もっと歌いたかった」
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S.SHIN
at 2017-04-06 23:12
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69歳・・・もっと歌い続けて欲しかったですね。。。
ご冥福をお祈りいたします。。。 |
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